登校拒否
登校拒否になってしまったら? 小学校、中学校、高校と思春期と呼ばれる時期の大半は学校での授業やクラブ活動など を学校中心の生活を過ごします。 この時期に何らかの影響で不登校になり登校拒否になってしまうと、今後進学する場合に 影響が出てきますが、登校拒否するにはそれ以上に重大な原因がありますので、 無理に行きたくないのに連れていくというのは、今後のためにも良くないでしょう。 また登校拒否を起こしてしまっている生徒や児童に対して、登校拒否を経験したことが ない人が幾らその人の理屈や価値観で登校拒否の生徒に対し説得しても難しいものがあります。 やはり登校拒否を解決している専門のカウンセリングを行うカウンセラーやセラピスト等 に任せるのが良いでしょう。
登校拒否の原因とは‥
登校拒否の原因を考えると以下のようなことが出来事が挙げられます。 学校生活ではいくら勉強が嫌いとかでも気の合う友達が一人でも見つかれば一緒に遊んだり、 また部活やクラブ活動が楽しかったりすれば、学校に行くことも面白くなり、 卒業するのさえ惜しいと思えるほど充実した日を送ることができると思います。 ただ、ちょっとしたことで仲の良い友人とケンカになったことがある人ならわかると思いますが、 次の日に学校で、その友達に会うのが気まずく、朝布団から起きることさえ苦痛になるこがあります。 特に仲が悪くなってしまった友人とは、学校で顔を合わせたくないので 学校にいる間中ずっと、仲の悪い友人のことを気にしていなければなりません。 トイレに行ったり教室移動の時間のちょっとした行動も友人と鉢合わせにならないよう 願いながらと気を使うほどです。極力自分の席からは移動したくなくなるでしょうし、 誰とも話さず机で寝ているフリをしているのが一番安全だと思います。 この緊張感は学校にいる間常にストレスとして圧し掛かってくるので、ひどいと腹痛を 訴えるほどになることもあります。 しかし、別の友人が間に入って仲が悪くなった友人とも気まずいながらも少しずつ 会話する糸口が見つかれば、知らないうちに、仲が修復されることが大半です。 そうなれば、いつも通りの関係に戻り、今までの緊張感はなんだったのかと 思えるほどに普通の楽しい生活に戻っていきます。 友人と仲が悪くなっても、上記のように他にも仲の良い友人が間に入り修復できるチャンスがあれば まだ救いはあるのですが、これがいじめのような集団対個人の関係になってしまうと 関係はさらに悪化し、クラスでの自分の居場所は皆無に等しくなるでしょう。 仲が悪くなった友人一人でも顔を合わせのが、嫌だったのにそれがクラス中全員だった場合は 想像するだけでも辛いです。 どんなに強い人間でも、集団対個人ではパワーの違いはあきらかです。 はじめはがんばって集団に対抗しても、そのいじめの状態が長期間続けば、 対抗しているのも、ばからしくなり折れざる負えないでしょう。 結局、学校には居場所がないので登校拒否になり、部屋に閉じこもるか自分の居場所を求め 非行に走るようになります。 しかも、このいじめが起きているときには先生は使えないし、全く役に立たないでしょう。 またうっかり先生に相談して、お決まりの正義感を出されて対応をされて、友人やクラスとの 関係をさらに悪化するのがオチです。 こうなると学校に行くことすらできないので、家から出たくない=不登校になり 登校拒否がはじまります。 最近では集団登校拒否など一人だけでなく、複数で登校拒否 していることもあるようです。